今年の3月末で廃止が決定的となった鹿島鉄道、沿線には桜も多く見られるが
桜が散る前に鹿島鉄道は散っていく運命となり、とても残念だ。遠くてもう行くこと
はないと思うが、せめてトラブルなどがおきないように心から願っていようと思う。
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「朝の石岡駅」
種々の車両のある鹿島鉄道石岡駅での朝風景
昨夜の夜行快速ムーンライトながらで上京し初めて
訪れた鹿島だが、この光景は見慣れたものだった。

「霜降列車」
冬の朝、雲ひとつない天気のせいか車両には霜がつき
霜に陽光が当たってまるで化粧したかのように輝いていた。

「ブルースカイ・ブルーレイク・ブルーライン」
浜駅で降り、近くの有名ポイントへきてみた。が、すでに多くの
撮影者でひしめき合っていたので、少し手前で列車を待った。
列車は青いブルーラインの車両で青い空と青い霞ヶ浦の光景に
同調していたが、廃線間近と思うと寂しいブルーに見えてしまう。

「看板列車」
冬枯れたたんぼはまだ耕かされていないので、綺麗な絨毯のよう
に見える。青い空との間を広告の書かれた列車が今だけの多くの
乗客を乗せて走っていった。いつもこれだけの乗客がいればなあ。

「浜駅」
枕木で作られたベンチと柵。とても情緒のある駅だ。

「筑波山近景」
霞ヶ浦と筑波山を背景に走る区間、朝のうちは靄っていて
筑波山が擦れていたが、だんだんとクリアな視界が広がった。

「キハ432」
通称・金太郎で知られるキハ432、緑のキハ431とともに
とても愛嬌のあるフェースをしている。またどこかで走ってほしい。

「逆光線」
だんだんと太陽が傾いてきて、この構図だと逆光となる。
この時間の下りは乗客が少ない。いるのは撮影者ばかり。

「淡光色」
少し風は冷たく感じるが、暖かそうな色に染まる車両とたんぼ
水面はきらきらと陽光に輝き、とてもいい雰囲気を与えてくれた。

「筑波山遠景」
夕方にはくっきりと綺麗な筑波山が見え、また
適度にすじ状の雲がかかり、いい風景となった。

「黄金の刻」
夕方には薄い雲が広がってきたが、それでも夕陽に水面が
輝いて、黄金の刻を見せてくれた。この光景は私の記憶に
永遠に刻まれるだろう。

「綺麗だね!」
あと少しでこの光も消える。それまで切れずに輝いてほしい。